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どんなアプリ?
深夜0時すぎ、しばらく連絡を取っていなかった相手から一通だけ届く。 「いま、うちに誰かいる気がする」 あなたにできるのは、返信することだけです。 会いに行くことも、声を聞くこともできません。文字と、スタンプと、送られてくる写真。それだけ。 ■ 写真が、毎日すこしずつ近い ある人は、家の前に立っている女の写真を送ってきます。 最初は道の向こう側。次の日は門の前。その次は玄関のすぐ外。 顔は写っていません。相手も「顔は見えない。こっち向いてるのに」としか言いません。 あなたは写真を見て、返す言葉を選ぶだけです。 ■ 十の話。全部を読めるのはあなただけ 連絡してくるのは十人。それぞれ別の状況で、別のことを話します。 深夜の駅で終電を逃した先輩、夜の海に行った友人、地図に載っていない村に入った友人、 内見に行っただけの友人、名乗らないまま話し続ける非通知。
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深夜0時すぎ、しばらく連絡を取っていなかった相手から一通だけ届く。 「いま、うちに誰かいる気がする」 あなたにできるのは、返信することだけです。 会いに行くことも、声を聞くこともできません。文字と、スタンプと、送られてくる写真。それだけ。 ■ 写真が、毎日すこしずつ近い ある人は、家の前に立っている女の写真を送ってきます。 最初は道の向こう側。次の日は門の前。その次は玄関のすぐ外。 顔は写っていません。相手も「顔は見えない。こっち向いてるのに」としか言いません。 あなたは写真を見て、返す言葉を選ぶだけです。 ■ 十の話。全部を読めるのはあなただけ 連絡してくるのは十人。それぞれ別の状況で、別のことを話します。 深夜の駅で終電を逃した先輩、夜の海に行った友人、地図に載っていない村に入った友人、 内見に行っただけの友人、名乗らないまま話し続ける非通知。 そのうち一つは、二十六世帯の入居者連絡グループです。 存在しないはずの部屋から投稿が届き、返信した住民が、 翌朝まったく同じ文を残して順に退会していきます。 一人から聞いた話を、別の人に確かめに行ってください。 そこで初めて、噛み合わない部分が見えてきます。 ■ 安心させるか、問い詰めるか やさしい言葉を選べば、相手はあなたを信じてくれます。指示にも従ってくれます。 けれど、安心させているあいだ、あなたは何ひとつ分かっていません。 問い詰めれば、事実に近づきます。そのぶん、相手はあなたを信じなくなります。 どちらが正解かは決まっていません。結末は全部で四十三あります。 「助かった。でも、何も分からないまま終わった」も、そのうちの一つです。 一周で見られるのは一つだけです。 どの結末を見つけたかは実績の一覧にたまるので、何を見落としているか分かります。 ■ あなたの名前で呼ばれます 最初に名前と、返事の一人称(私/俺/僕)を決めます。 相手はその名前であなたを呼び、返事もその一人称で書かれます。 ■ 信頼度は、数字では出ません 画面のどこにもゲージはありません。 あなたがどう思われているかは、返ってくるスタンプで分かります。 仲がいいうちは、かわいいスタンプがぽんぽん飛んできます。 距離ができると、文字だけになります。 最後には、既読がつくだけになります。 ——そして終盤、場面と噛み合わないスタンプが一枚だけ届きます。 何時間も相手の癖を見てきた人にしか、その気持ち悪さは分かりません。 ■ ときどき、画面がこちらに来ます ふだんは文字とスタンプだけの、静かなアプリです。 けれど話の終わりぎわに一度だけ、画面ぜんぶが使われることがあります。 苦手な方は設定で切れます。切っても話はすべて読めます。 ■ 返事は、現実の時間で待ちます 「ちょっと見てくる」と言われたら、実際に十数分待つことになります。 その待ち時間そのものが、この物語の一部です。 待っているあいだに、別の人から連絡が来ます。 通知を切っていても進行には支障ありません。次に開いたとき、届いていたぶんがまとめて流れ込みます。 ■ 同じ町のニュースが、話に追いつく 相手が「これ見て」と記事を貼ってきます。 解体の進む旧市街、行方の分からない未成年、差し替えられる卒業アルバム。 トークで聞いた話と、記事に書いてあることが合いません。 記事はニュースタブにたまるので、あとから読み返せます。 ■ 写真パズル 送られてきた写真をそろえるパズルが入っています。 そろえると、その写真がどこで撮られたものか分かります。 そして終盤、教えた覚えのないあなたのスコアを、相手が知っています。 ■ こんな方に ・チャット形式のノベルゲーム、テキストアドベンチャーが好きな方 ・選択肢で結末が変わる物語、マルチエンドを遊びたい方 ・派手な演出ではなく、静かにじわじわ来るホラーが好きな方 ・通勤中や寝る前に、少しずつ進める物語を探している方 通信は不要です。すべて端末内で完結します。 —— 登場する場所・建物・新聞・写真はすべて架空のもので、実在しません。 本文中の写真は、この作品のために生成AIで制作しています。
編集部 PICK UP
Nib
聞き取れるメモ帳。録音すると AI が議事録・要約・次の一手に整えてくれる。
情報
- バージョン
- 2.2
- 最終更新
- 2026/08/26
- リリース
- 2026/08/12
- サイズ
- 22.2 MB
- 必要環境
- iOS 16.0 以降
- 対応端末
- iPhone
- 対象年齢
- 9+
- 対応言語
- 日本語
対象年齢 9+ の理由
- まれ/軽度なホラーまたは恐怖に関するテーマ
最新バージョンの更新内容
2.2 話を四つ足しました。六つから十になります。 ・『沖にいる』——夜の海。写真に写ったものが、あとから来ます ・『祭りの写真、見返さないほうがいい』——撮影された時刻と、いた場所が合いません ・『地図にない村』——「名前を呼ばれても返事をしないでください」と看板が言います ・『内見』——写真にしか写らない人が、一枚ごとに近づいてきます ・結末が二十五から四十三に増えました ・名前のほかに、返事の一人称(私/俺/僕)を選べるようにしました。 相手はあなたが決めた名前で呼びます ・実績を追加しました。マイページから、見つけた結末と、 まだ見ていないものがどれだけあるかが分かります ・「分かれ道に戻る」を追加しました。結末を集めるために一周やり直す必要がなく、 通ってきた分かれ道から、最後の一手だけを試せます ・写真を十枚足しました